アチャテク

基本情報処理試験を受けるため勉強中!

NATではなく、NAPTを使っている。

目次

  • 調べるきっかけ
  • NATってなんだ?
  • IPアドレスが足りない
  • NAPTが誕生
  • IPv4からIPv6に移行

調べるきっかけ

今まで、NATサーバはプライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスの変換行っているとずっと思っていた。プライベートIPアドレスとポート番号の2つの組み合わせとパブリックIPアドレスで通信を行っていることを知らなかった。

NATってなんだ?

(なんだかだじゃれみたい.......)

NATの略はネットワークアドレストランスレーション。

プライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスを1対1で紐付けを記憶しておき、変換する技術である。IPv4では約43億個(=2の32乗)のIPアドレスが使用可能である。IPv4の設計当初は、これですべての機器にIPアドレスが割当ができる!と思っていた。しかし、全人口の70億人を超える人口になってきて、1人1つのIPアドレスでは到底足りないことがわかった。

NAPTが誕生

そこにNAPT(IPマスカレード)が登場した。NATの技術応用であり、プライベートIPアドレスとポート番号を組み合わせ、一意にする。それをグローバルIPアドレスと紐付けを行っている。

これにより、NATではプライベートIPアドレスグローバルIPアドレスが1対1に紐付いていたのをNAPTではN対1にすることができるようになった。

IPv4からIPv6に移行

現在、IPv6に移行が進行している。すべてのIPアドレスIPv6に移行完了すれば、すべての機器にグローバルIPアドレスが割り振れることになる。つまり、NAPTの技術が必要なくなる。