スタティクルートとダイナミックルート
目次
- 調べるきっかけ
- スタティックルートとダイナミックルートの仕組み
- 使い分け
調べるきっかけ
スタティックルートを追加することがあったが、そこに投げればあとはよしなり(勝手)にやってくれるでしょ! の認識だった。
スタティックルートとダイナミックルートの仕組み
それぞれの言葉を2つに分解してみた。 「スタティック(ダイナミック)」と「ルート」の2つで構成されている。 スタティックは静的、ダイナミックは動的という意味である。 これはルートが固定なのか、変動なのかの違いである。 次に、「ルート」は道筋である。 簡単にいうと、どのような道筋を通ってデータ届くかというこということである。
自分自身をデータ、移動方法をルーティングと考え、東京から大阪まで行く方法について考えてみる。
スタティックルート
東京から大阪まで行くルート(移動方法)は固定されているので、いつも新幹線で行くことになる。 毎回、ルートを考える必要がなく、ダイナミックルートに比べて、障害が発生した場合に原因の特定ができるメリットがある。
ダイナミックルート
東京から大阪まで行くルート(移動方法)はいつも計算を行ってから決める。 リニアモータが新しいルートとして使用できるようになった場合、新しいルートを知ることができる。 毎回ルートを検索するため、最適なルートを選択することができる。 人身事故やルートが使えないときは代替のルートを選択することができる。
使い分け
般的には、ダイナミックルートを使用し、状況に応じてスタティックルートを選択するのがよい。 スタティックルートはルーティングが変化しない環境で使用する。 例えば、法人の場合、固定IPアドレスを使用しているサーバが多い。 ルータのリソースの消費を抑えるために、スタティックルート選択することが多い。
次はルーティングのプロトコルについて考えてみる。